先輩が開拓した世界をもっと広げたい

学生のニーズから近い年代の「OBOG」と交流の場を開催
みなさん、こんにちは。学生校友会の代表を務めています日野由加利です。学生と卒業生をつなぐ活動を行っています。学生校友会は、「一人でも多くの明大生に母校愛を」というメッセージを掲げて設立された元学生団体ですが、2023年から仮公認サークルとして活動を開始し、2025年には公認サークルへの昇格を予定しています。
活動内容は、明治大学の現役の学生と卒業生を繋ぐ各種イベントの運営で、中でも主なイベントとして挙げられるのが、「OBOG交流会」です。参加されたことのある先輩方も沢山いらっしゃると思います。
「様々な業界で活躍する先輩とざっくばらんに仕事の話をしてみたい」「近い年代の卒業生に悩みを聞いてほしい」というニーズから生まれたもので、紫紺NET交流会と明治大学校友会の共同開催*1 でこれまでに120回実施しました。
就職活動の早期化が加速する中、何をしたらよいのかわからず不安を抱えている学生や、もっと情報を集めたいと感じている学生は多数存在し、「OBOG訪問」が有効だとわかっていても、特に1・2年生を中心に、ハードルの高いチャレンジだという意識を持っています。
社会経験がほぼない学生たちにとって、各業種を覗くことができる交流会等のイベントは、先輩方にお会いするために乗り越えなければいけない心理的ハードルが少しだけ下がることから、とてもありがたい場となっています。
またOBOG交流会以外の活動としては、毎年10月に駿河台キャンパスで開催される「ホームカミングデー」で、恒例企画となっている「学生パフォーマンスエリア」の運営を担当しています。大きいイベント運営に参加できることは貴重な体験ですし、卒業生の皆様に、学生の素晴らしいパフォーマンスを楽しんでいただける機会ということで、学生の今の姿を見てもらい、応援につなげられるので、やりがいも感じます。
もし、ホームカミングデーには参加したことがあるけれど、あまり学生のパフォーマンスを見ていなかったという方がいらっしゃいましたら、次回のホームカミングデーではぜひ学生の笑顔を見にご来場いただけたら嬉しいです!
*1 紫紺NET交流会と明治大学校友会との共同開催 ・・・「紫紺NET交流会」は20~40代の若手OGOB中心の交流団体、明治大学全体の同窓会を取り持つ「明治大学校友会」と、学生の窓口となる「学生校友会」三者共催で「OBOG会」が開催されている。
OBOG会に参加したときの思い ~もっと興味を持ってもらうために
そもそも私が活動を始めようとしたきっかけは、自分自身が2年生の4月にOBOG会に参加したことです。会の運営に関わっていた前代表の西原さんをはじめとする、部員の方々の堂々とした振る舞いに憧れて、私も一員となって活動をしてみたいと感じたからでした。
今、この活動で苦労している点は部員の募集です。現時点で1・2年生の部員が各学年で10人以下となっており、これからサークルを盛り上げる主軸になる学年の人数が不足している状態です。
部員数が増えない背景として考えられる原因のひとつは、知名度の低さが挙げられます。学生に向けてOBOG会参加の募集をOh-o!Meiji*2でかけても、なかなか人数が集まらないので、試しに友人・知人に聞いてみると、ほぼ全員が会の存在を知らないことが分かりました。
2年生の終わりに差し掛かり就活への関心が高まりつつある時期に、「たくさんの卒業生のお話を伺ってみたい」という学生は多くいるはずなのに、その需要に応えられるものがあっても、周知しきれていなかったことはとても惜しいことです。この問題を少しでも早く解決しなければと試行錯誤を重ねています。
課題解決への挑戦の一つとして、私たちは「新入生歓迎会」に向けて準備を進めています。たくさんのサークル紹介企画に参加して、学生校友会の活動に興味をもってくれる学生を1人でも多く増やすべく奮闘中です!
*2 Oh-o!Meiji 明治大学の学生向けポータルサイト。授業や講義に関する連絡事項のほか、お知らせやメール配信で学生に通知する機能がある。
お互いが刺激になる、学生校友会を支える力強いメンバー
せっかくですのでここで学生校友会で頑張るメンバーをご紹介します。
2025年度学生校友会の本部は、現時点で代表1人・副代表2人・会計1人の計4人で構成されています。
まず、副代表の瀬川大地さんは、仕事が丁寧で、細かいところまで目が行き届く人です。書類や決定事項の取りこぼしを防いでくれる存在です。
もう一人の副代表である大橋英晃さんは、クリエイティブで推進力があり、組織のエンジンとして私たちを引っ張ってくれます。そして会計を務めるのは佐藤俊之介さん。自分で必要な仕事を見つけて、迅速に対応してくれる頼りがいある方です。
そして活動に関わる学生の多くが、就活や学生生活を充実させるための情報を積極的に集め、自分から行動を起こしています。お互いに話していて良い刺激になり、時としてアイディアの創出につながることもあります。
つながりを拡げて自分のベストを探る。将来を良いものにしたい
公認サークルへの昇格に向けた活動を一層盛り上げていきたいと考えています。そのためには、様々な意見やアイディアを出し合い、活動範囲を広げて、これまでになかったようなイベント企画を積極的に試してみようと思っています。
私たちが最も実行したいと思っているものは、就職活動に関するイベントです。説明会に出席することや、就活関連本を読むことで情報をインプットはできますが、アウトプットがなかなか難しいと感じている学生は多いのです。そこで、学生同士でアウトプットをできる場を創りたいと思っています。
「本格的に就活を始めるにはまだ早いが何となく不安だ」
「どういうことをするのかほんの少し体験してみたい」
という気持ちがある学生で集まり、先輩や卒業生のアドバイスを取り入れつつ、自分たちのベストを探っていきたいです。
大学に在学するメリットの1つは、より大きな人とのつながりの輪に入ることができるところではないでしょうか。学生同士の輪、先生と学生のつながりの輪、先輩とのつながりの輪、いろいろな輪が広がってお互いがリンクし、思ってもいない嬉しい出会いにつながることができると信じています。
私たちはその中で、卒業生と学生つながりの輪を大きく成長させたいと思っています。そして、卒業生との繋がりは、将来のキャリアや進路選択に関する情報を得られるだけでなく、現役生にとって計り知れない未来を想像するモチベーションの源泉とも言えます。
様々な業界で活躍する卒業生の話を聞くことで、自分たちも同じように活躍できるかもしれないという自信を生むきっかけになると思っています。学生校友会の活動を通じて、たくさんの出会いが学生の将来をもっと良いものへとつながる一助になれば嬉しいです。
今後も精一杯頑張りますので、応援をよろしくお願いいたします!
★明治大学学生校友会【MGK】SNSアカウント
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商学部
学生校友会代表
日野 由加利